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■犬の角膜炎

[症状]

角膜に炎症が起こると非常に痛むので目の当たりをかいたりこすり付けたりします。
涙や目やにがでたり、まぶたがはれることもあります。
角膜の表面が白濁して盛り上がり、血管新生が生じているときはかなり悪化した状態です。

[原因]

外傷性とそれ以外のものに分けられます。
外傷性は目のまわりの被毛やまつげによる刺激、シャンプーが目に入ったり、犬同士のけんかにより傷ついたりするものです。
非外傷性にはアレルギーや感染症からの併発、代謝障害によるものなどがあります。


■犬の角膜裂傷

[症状]

角膜の表面に傷がついた状態です。
傷が浅い場合は角膜炎とよく似た症状ですが、傷が深い場合、傷口がふさがりにくいため、眼球の内容物が出てきます。

[原因]

犬同士の喧嘩によるものが多く、交通事故や角膜炎や角膜潰瘍などの悪化が原因です。


■犬の角膜潰瘍

[症状]

涙が出たり目をまぶしそうにしょぼしょぼさせる、まぶたが痙攣するなどが見られます。

[原因]

角膜の炎症が進んだために潰瘍化してしまいます。



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