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犬の血液の病気
溶血性貧血
- 症状
- 貧血が続くと、動くことがつらくなるためあまり動かなくなったり、食欲がなくなってしまうため、余計に衰弱が悪化してしまいます。
また、体に現れる症状としては、目や歯茎が黄色くなったりします。
- 原因
- 体内に侵入した菌などを退治する働きがある抗体が自分の血液中の赤血球を破壊してしまうことによって起こります。
犬の体内で赤血球が生成される以上に破壊される赤血球の方が多くなれば、貧血が発症してしまいます。
犬の血小板減少症
- 症状
- 本来、骨髄で生成される血小板の量と除去される量は等しいため、異常は発生しませんが、血小板が急激に減ったために一度出血すると血が止まらなくなったり、体から出血または内出血しやすくなってしまいます。
- 原因
- ウイルス等による感染症、白血病や遺伝からくるものもあれば骨髄に腫瘍がある場合に多くみられることもあります。
その他にも、投与した薬物による場合や自己免疫の影響を受けることもあります。
犬の低血糖症
- 症状
- 衰弱してしまい元気がなくなったり、けいれんを起こしたりします。
子犬にももちろんみられますが、5歳以上の成犬に多くみられ、ひどいときには体が麻痺してしまったり、最悪死に至る場合もあるため注意が必要です。
- 原因
- 糖尿病の治療のために投与したインスリンを過剰投与してしまった場合に低血糖になる場合があります。
長時間食事を取らなかった場合や食事中、運動後や興奮したときなど、体内の糖分を消費しすぎたときに起こります。
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