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犬の消化器系の病気
食道内異物
- 症状
- 異物を誤って飲み込んで食道内に詰まってしまったり、食道壁を損傷した場合には、犬は元気や食欲がなくなってよだれを流し、異物を吐き出そうとします。
- 原因
- 犬は、食事をよく噛まずにある程度の大きさのものは丸のみしてしまうという習性があります。ときには、食事と共に出された硬い竹串や鶏の骨や魚骨などが原因になることもあります。
特に鶏の骨は、豚や牛の骨に比べて断端が鋭利なため、食道壁に突き刺さってしまうこともあります。また、普段の生活上でもボールやプラスチック製品なども誤飲の原因になります。
犬の胃潰瘍
- 症状
- 茶色の吐血をします。(胃の中で起きている出血と混ざって吐いたものは茶色をしています。)また喀血もあります。真っ赤な色を吐いた場合は肺からの出血で喀血といいます。
どちらも早急な治療が必要です。また、発熱や腹部の痛み、うんちに血が混じっているという症状も見られます。ひどくなると、胃に穴が開いて亡くなってしまうこともあるそうです。
- 原因
- 人間とほとんど同じストレスが原因と考えられています。激しく叱責され続ける、大きなけがをした時、移転などの環境の変化や寒過ぎる暑すぎるなどによるストレス、心臓疾患、尿毒症、腫瘍、胃内に入ってしまった異物による物理的刺激などでもおこります。
とくに、尿毒症(腎不全)、細菌感染症、皮膚などの肥満細胞腫では、胃液分泌が亢進するために高い確率で胃潰瘍が発生します。
犬の膵外分泌不全
- 症状
- 膵臓に障害があるために、犬は、いくらたくさん食べても太れない病気です。食欲が旺盛で、いつもたくさん食べているのにもかかわらず痩せていて、そのうえに大量のうんちをします。うんちは白っぽい色で、くさった油のような臭いがします。つまり、脂を多く含んだうんちです。まれに、自分のうんちを食べてしまう犬もいます。
- 原因
- 膵臓の萎縮や慢性肝炎などの影響で、膵臓から消化を行うのに十分な酵素が分泌されないためにおこります。そのために犬は消化不良をおこしてまって太れないんです。一般的に大型犬に多いそうです。
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