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犬の鼻の病気
鼻炎
- 症状
- 軽い鼻炎なら、水のような鼻水が出たり、たまにくしゃみが出る程度です。鼻が気になるので時々鼻をこすったりします。しかし、鼻水が多少出ていても、犬は舌でなめてしまうため、飼い主はなかなか気づかないようです。鼻炎がひどくなると、膿のような鼻水が出たり、鼻水に血が混じることもあります。また、いつも鼻水をたらすようになります。その鼻水で皮膚がただれると、しきりに鼻をこするようになります。飼い主は、この段階になって気がつくことが多いといえます。
- 原因
- 最も多く見られるのは、細菌やウイルスの感染によるものです。とくに冬は空気が乾燥しているため、細菌やウイルスに感染しやすくなります。かぜをひいて鼻水が出るのもこのためです。最近、人間と同様に増加傾向にあるのがアレルギー性の鼻炎です。アレルギーとは、体内に入ってきた異物を追い出す免疫の働きが過剰になって起こる反応です。アレルギー反応を引き起こす物質(カビ、ほこり、花粉など)が、鼻の粘膜に付着することによって起こります。
犬の副鼻腔炎
- 症状
- 最初はくしゃみと鼻水程度ですが、進行すると膿のような粘りのある鼻水になり鼻が詰まり呼吸もしにくくなります。膿が鼻に溜まると鼻が膨らんだり固く膨らむこともあります。
また、鼻が痛くなったり結膜炎を起こしたりし、顔を頻繁にこする動作が現れたりもします。
- 原因
- 鼻炎が慢性化したりすると炎症が広がり症状が出ます。副鼻腔炎は悪化すると膿がたまり蓄膿症になることもあります。また口の中の上の歯が歯槽膿漏などの炎症を起こすことにより副鼻腔炎になることもあります。
犬の蓄膿症
- 症状
- 慢性的な鼻水。鼻腔に膿がたまったり粘膜がただれて、嗅覚が鈍りますので、食欲が落ちたりします。
- 原因
- 副鼻腔炎の悪化や慢性化が原因です。
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