健康診断
犬などの動物にも健康診断が必要であり、定期的に検査することで重度の症状へと進行してしまう前に早期発見することができます。人間と違い、動物は口に出して症状を伝えることができませんので、病気に気付くのが遅れてしまうかもしれません。
また、動物は本能的に痛みを隠しますので、飼い主が異変に気付いたときにはすでにかなり進行してしまっているというケースも少なくありません。
そうならないためにも、定期的に健康診断を受けておくことが重要です。
できれば子犬の頃から健康診断を受けるようにした方がいいですが、中年期に入ると特に健康診断を受ける必要があります。
一般的に、犬の中年期は5歳くらいからとされ、人間でいうところの35歳から40歳くらいにあたります。犬は人間の4倍程度の早さで年を取るため、その中年期を過ぎると10歳くらいを目途に老年期に入り、様々な老齢疾患を引き起こす可能性が高くなります。
中年期のうちから定期的に検査を受けて、老年期に入ってからも健康体でいられるように健康診断を受けさせてあげるのも飼い主の役目です。
最低でも一年に一回は健康診断を受けるようにし、老年期には一年に二回受けるなど、獣医師と相談して、愛犬の健康を考えた適切な対応を取るようにしましょう。