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てんかん

数ある犬の病気の中の1つにてんかんという病気があり、およそ100頭に1頭ほどの割合で発症するといわれています。
てんかんとは、普段は正常に機能している脳内の神経回路が体調や環境の変化などの影響を受けて、通常とは異なる動作をしたために発作を起こす、慢性的な脳の病気です。

発作が起きたときは主に、全身または部分的な痙攣、気絶、失禁といった症状が見られ、短いときは30秒〜1分程度で治まり、長いときには30分〜1時間ほど続くこともあります。
このてんかん発作が治まったあとは、何事もなかったかのように正常の状態に戻ることが多いですが、慢性的といわれるように毎日発作を起こす犬もいれば、1年に1度の頻度の場合もあるため、飼い主の方の早急な対応が必要となります。

主に、てんかんを起こしやすい時期は1〜3才頃といわれていますが、犬種によってもそれぞれ異なりますので、一概にそうとは言い切れません。
もしも、愛犬がこのような発作を起こした場合は無理に体を揺すったりせず、症状が落ち着いてから獣医師の方に相談するようにしましょう。

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